今回はメーカーもデザイナーも異なる3つの木製オブジェを紹介します。
いずれも木材ならではの温かみのあるオブジェであり、私も実際に部屋に飾ってそのような空間にしてくれていることを実感しており、とても愛用しております。また頭出しすると、今回紹介する3つの木製オブジェは猿・犬・鳥であり、日本人なら連想するであろう有名な昔話に登場し、主に仕える動物3匹であるため、その一体感が故に、つい揃えたくなるかもしれません。
是非ご覧ください!
1.Kay Bojesen Denmark Monkey Mini

一つ目は、Kay Bojesen Denmark(カイ・ボイスン デンマーク)社が生産・販売するMonkey(モンキー)シリーズです。
Kay Bojesen Denmark社はその名の通り、カイ・ボイスンがデザインした様々な木製玩具を取り扱っているデンマークのメーカーです。カイ・ボイスンはスプーンやフォークといった銀やステンレス製のカトラリーをデザインするデンマークの職人であり、様々な賞を受賞していますが、木製オブジェもデザインしていました。
その中で1951年に彼によって生み出されたのが、モンキーシリーズです。これは木製”玩具”であり、いわゆる”おもちゃ”ですが、「丸みがあり、柔らかく、手に持った時の心地よさを大切に」という理念のもと、一つ一つが手作業でとても精巧に造られています。この理念が温かみを感じる所以かもしれません。サイズはミニ(全長約10cm)、スモール(全長約19cm)、ミディアム(全長約29cm)の3種類あり、私が持っているものは”Mini(ミニ)“になり、手のひらに収まる大きさです。

このミニには、ビーチやオーク材でレッド、イエロー、グリーン、ブルー、ブラックなどの様々なカラーで仕上げされたモデルがあり、好みの色を選択することができますが、私が持っているモデルは木材本来のカラーを楽しむことができるチーク材のオイル仕上げのモデルです。このチーク材は、天然のものを伐採したのではなく、製造するために育てた持続可能な木材であり、環境への配慮(温かみ)もあります。モンキーシリーズは、肩や股関節部分を動かすことができ、様々なポージングをさせることができますが、手や脚がフックのようになっており、本物のモンキーのようにどこかにぶら下げて飾ることもできます。複数体持っていれば、モンキー同士の手や脚を繋げて飾ることもできます。


私の場合、結婚祝いとして職場の同僚からいただいたACTUSのギフトカタログの中にこのモンキーミニの選択肢があり、ちょうど気になっていた製品だったため、引き替えて入手しました。大切な同僚たちからのサプライズプレゼントだったからこそ、より大切で愛着があります。引き替えのセットとして、モンキーミニ用の着せ替えアイテムである”学生帽子“も付属していたため、そちらを着用させて飾っています。

カイ・ボイスンは他にも様々な動物(クマやゾウなど)の木製玩具をデザインしているため、良ければ一緒に集めても良いのではないでしょうか。
2.ARCHITECTMADE OSCAR

二つ目は、ARCHITECTMADE(アーキテクトメイド)社が生産・販売するOSCAR(オスカー)です。
ARCHITECTMADE社は、様々な職人たちが過去にデザインした木製アイテムを復刻し、生産・販売するデンマークのメーカーです。OSCARはデンマーク人建築家・デザイナーであるハンス・ブリングよって1953年に生み出されました。
OSCARは全長13cmで明るめの色の木材であるビーチ材で造られています。他にも兄弟としてOSCARとサイズは同じだが、暗めの色の木材であるクルミ材で造られたBOBBY(ボビー)や、木材はビーチ材で同じだが、全長33cmと大きいRUFUS(ルーファス)というモデルが存在します。どのモデルも耳や尻尾にはレザー素材が使われています。
首や脚を動かし、四足歩行などの犬らしいポーズから、逆立ちのような高度な動きまで再現して飾ることができます。


ハンス・ブリングは他にも様々な動物(ペンギンやアヒルなど)の木製アイテムをデザインしているため、良ければ一緒に集めても良いのではないでしょうか。
Vitra Eames House Bird

三つ目は、Vitra社が生産・販売するEames House Bird(イームズハウスバード)です。
Vitra社は、ヨーロッパや欧米などのデザイナーがデザインした椅子や机、アート、オブジェなどのインテリアアイテムを生産・販売するスイスのメーカーです。
Eames House Birdはその名の通り、チャールズ&レイ・イームズに由来があるアイテムです。
チャールズ&レイ・イームズは、ミッドセンチュリー時代(1940~60年)に活躍したアメリカ人デザイナー・建築家であり、イームズ”夫妻”です。彼らがデザインした椅子(LCWやDSM)などの多くのインテリアアイテムは、アメリカのメーカーであるHermanMiller社から生産・販売されています。
その中でこの製品はVitra社から販売されていますが、イームズ夫妻によるデザインではなく、彼らが旅行中に入手した土産品であり、お気に入りだったためか、彼らの自邸に長らく飾られており、それが2007年に復刻したものになります。そして名も無かったこの土産品に”彼らの家の鳥“と名づけられました。
アッシュ材のブラックラッカー仕上げとオイル仕上げ、ウォールナット材のオイル仕上げの3モデルが存在します。どのモデルも脚はスチールワイヤーで造られています。
私が持っているものはブラック仕上げモデルであり、一見するとカラスのように見えますが、あくまで鳥(バード)になります。ポージングはできませんが、つぶらな瞳や脚2本と尾の3点で佇む姿には愛らしさがあり、イームズ夫妻が長らく飾っていた理由もわかる気がします。

4.購入する際には
上記メーカーが生産したものには、脚の裏などの目立たない所に、メーカーやデザイナーの刻印やシールが貼られています。
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ECサイトによっては“リプロダクト品”として安い価格で生産・販売されているものがありますが、品質が下がる可能性がありますので、メーカー純正の製品を取り扱っているリンクを下記に記載していますので、こちらから購入することをオススメします!
